カネキンとアナボリックステロイド
筋トレ系YOUTUBERの中で最も人気のある人物と言っても過言ではないカネキンとアナボリックステロイド使用疑惑について触れていきます。2018年上旬当たりから急に身体が大きくなったことをキッカケにアナボリックステロイドの使用疑惑が浮上してきました。果たしてカネキンは本当にアナボリックステロイドを使用したのでしょうか。また、アナボリックステロイドを使用していると仮定した場合の予想アナボリックステロイドサイクルも紹介していきます。
2019年現在のカネキンの姿です。フィジークの大会で優勝するだけあって筋肉全体の発達バランスの良さ、パーツ一つ一つの筋肉密度の高い仕上がりに血管が浮き出る(バスキュラリティ)。総合的に文句なしの肉体美を持っています。ただし、この写真は少々コントラストの調整と広角レンズを利用した撮影によるものなので実際にカネキン本人を生で見ると、このような写真の迫力から若干の差異はあります。
そんな彼がアナボリックステロイド疑惑の渦中にあるのですが冒頭でも、お伝えしたように、ある時期を境に急激に身体を大きく変化させていったことがアナボリックステロイド使用疑惑の一番の起因でしょう。彼がまだガリガリだった頃、JBBFというドーピング検査を徹底した大会に出場した際に予選落ち敗退してしまいました。それからしばらくするとNPCJの大会に出ることを宣言します。NPCJの大会は建前上アンチドーピングを謡っていますが、ドーピング検査が全くないためアナボリックステロイド使用者が大会に出場する可能性も否定できないような大会です。実際、ドーピング検査を徹底しているJBBFに出場するボディビルダー達と、NPCJに出場するボディビルダー達を毎回、比較すると必ずと言って良いほどドーピング検査のないNPCJへ出場するボディビルダーのほうが明らかにバルクの強い選手が、やたら集います。
偶然でしょうか?・・・
察しがつくと思いますが、当記事にてNPCJの実態と出場する選手らの裏事情を断定的に述べることは避けます。ただ、そういうものだということを「公言せず」心に秘めておいた方が賢明でしょう。訴えられたら厄介です。カネキンに限らず疑惑だらけの世界ですが、疑惑の本人にアナボリックステロイドの使用有無を視聴者に問われても黙秘を続けていますし今後、口を割ることは無いでしょう。
身体が大きい筋トレ系YOUTUBERは誰一人としてアナボリックステロイドを使っているとも使っていないとも一切、動画内で発言しません。
例: アイムバデーJIN・安治川まーくん・IFBBプロ竹本・カネキン等
標準体型かやや筋肉質な筋トレ系YOUTUBERはアナボリックステロイドを使用していないとハッキリ動画内で主張する場合がほとんどです。
例: サイヤマン・コアラ小嵐・SHO FITNESS・ケトジェニック眼鏡
ガリガリの体質から約10年かけて、大きくカッコよくなりました。もしこの長い期間の中でゆっくりとした成長にて今日に至っていれば、アナボリックステロイド疑惑がここまでエスカレートすることは無かったでしょう。2018年から急激な成長をした不自然さがファンにとってモヤモヤする部分ではないでしょうか・・・。
普段から広角レンズを利用し、遠近差による被写体の大小が変化するテクニックを用いて実際よりも身体を大きく見せる撮影を頻繁に行っています。この写真を見ると腕がでかく見えますが、実際のカネキンはここまで腕が太くはありません。
もしカネキンがアナボリックステロイドを使用して短期間で身体を大きくしていったと仮定した場合、どのようなアナボリックステロイドサイクルを行えばカネキンサイズになるのかを予想したアナボリックステロイドサイクル表となります。カネキン自体、遺伝的にはXX型かRX型かと思いますのでバルクアップに向いている体質ではないことも想定します。
2018年〜2019年盤カネキンアナボリックステロイドサイクルに使用する薬剤
- テストステロンエナンセテート
- ボルデノン
- プリモボラン
- ウィンストロール
この4種からカネキンサイズを作ると仮定します。ウィンストロールはRR型の遺伝子を持っていない限り、単体で効果を発揮しにくいためウィンストロールを使用する場合はテストステロン系との併用がバルクとカットの両立を実現できるスタックサイクルとなります。プリモボラン単体でもカネキンサイズを作れそうですが高額です。ボルデノン単体は難しいところでしょう。テストステロンエナンセテートの利用が効率的でリーズナブルにカネキンサイズになれるサイクルなのでテストステロンエナンセテートのサイクル表を紹介します。
- 1週目/400mg
- 2週目/400mg
- 3週目/400mg
- 4週目/400mg
- 5週目/400mg
- 6週目/400mg
- 7週目/400mg
- 8週目/400mg
2〜3週目当たりから、女性化乳房の初期症状が現れてくると予想して、ケア剤であるノルバデックスを一日20mg程度服用し、これ以上の女性化乳房の悪化をブロックしながらアナボリックステロイドサイクルを最終日まで続行します。サイクルを終了した1〜2週目当たりからクロミッドを一日100mg〜150mg摂取し続け最低でも、4週間までかオンサイクルと同期間のクロミッド摂取を行っていきます。
このようなオンサイクルとオフサイクルを行うことでカネキン同様に身長173cmほどの人間であれば、例えXX型、RX型の遺伝子を持っている人間でもカネキンと同等の体格を作ることは容易にできます。後はご自身がハイレップのほうが効くのか低レップ高重量トレーニングのほうが効くのかを見極めたうえで、カネキンのように精密に計算されたマクロ栄養バランスに基づいたタッパ飯を毎日続けることがポイントです。簡単そうに思えて、どれだけ彼と同じように日々ストイックにトレーニングと栄養管理を行えるかは、あなた次第です。