デカデュラボリン

デカデュラボリンはアナボリックステロイドの中でも水分貯留が目立ちます。アンドロゲニック作用が低い割にアナボリック作用が高いため、強いアンドロゲニック作用を持つ強力なアナボリックステロイドと併用ベースとして利用されます。

 

デカデュラボリン注射剤

デカデュラボリン
(写真は、N.V organon製のデカデュラボリン)

 

女性の場合は、アンドロゲニック作用の低い利点から単体で使用されることがあります。男性であればアナボリックステロイド初心者、リスク管理を第一とするならばデカデュラボリン単体での使用が安全に筋肉増強効果を発揮していくことでしょう。しかし究極の肉体を追い求めるなら、デカデュラボリンはスタックベースとしての利用が望ましいです。水分貯留の多さが水太りっぽい筋肉体型となりやすいですが、あくまでデカデュラボリンを使用中にのみ起こる症状で使用を終えれば筋肉内の水分は引いてデカデュラボリンで構築した筋肉だけが残ります

 

むしろデカデュラボリン使用中に起こる水分貯留からなるクレアチンの筋細胞への取り込みからなる筋力の向上により、ハードなトレーニングを行えるようになりますので更に筋肥大効果に繋がります。また、水分貯留が関節保護としての役割になるため、ハードトレーニングによる間接のケガのリスクを軽減します。単体使用は女性向けでもあり、初心者向けでもあります。逆に他の強力なアナボリックステロイド剤との併用を前提とした上級者向けでもあります

 

注射デカデュラボリンのオンサイクル例
  • 1週目/400mg
  • 2週目/400mg
  • 3週目/400mg
  • 4週目/400mg
  • 5週目/400mg
  • 6週目/400mg
  • 7週目/400mg
  • 8週目/400mg

 

デカデュラボリンは10週〜12週まで連続して使用することもできますが、これほどの長期間の使用になると、受容体が飽和状態となるため、8週目以降は効果が低減されます。また週/600mg以上の投与量では効果の頭打ちとなりますので限度は週/600mgまでにしましょう。また、N.V organon製のデカデュラボリンは極めて高品質なため200mgから十分な効果を発揮します。

 

N.V organon製のデカデュラボリン


価格は非常に高価なため、ここまでの品質の製品を求める必要はありません。

 

デカデュラボリンは体内の窒素レベルを上昇させる

NO系サプリメント同様に体内の窒素レベルが上昇します。体内の窒素レベルが上昇すると、アナボリック作用が生じ筋肉を構築しやすい体内環境へ導いてくれます。これはデカデュラボリンに限らず基本的には、どのアナボリックステロイドにも少なからず有する特徴ですがデカデュラボリンによる体内窒素レベルの上昇効果はより期待できます。サプリメントによる体内の窒素レベルを上昇させる場合はNO系サプリメントを使用しましょう
テストブースター(TestBooster)

 

デカデュラボリン以外のアナボリックステロイドで併用ベースとする場合


プロビロン(Proviron)25mg

 

こちらはマイルドな効き目で筋肉増強作用は、比較的に弱いですが併用ベースとしてプロビロンをオススメします。アナボリックステロイドを併用して使用する場合、本来ならば経口アナボリックステロイドと注射アナボリックステロイドの組み合わせ、もしくは注射アナボリックステロイドとタイプの違う別の注射アナボリックステロイドが、一般的な併用したアナボリックステロイド摂取になりますがプロビロンのようなマイルドなアナボリックステロイドの場合、経口タイプ同士の組み合わせで使用することが可能です。