ボルデノン

テストステロンと似通った構造をもったアナボリックステロイドです。元々、家畜用に開発された人工アナボリックステロイドですが人間への投与でも有効性が確認されており効果はテストステロンよりもマイルドでありながら副作用もテストステロンほど強いものではありません。これから注射タイプのアナボリックステロイドに挑戦したい方の場合、ボルデノンからスタートしてみるのも良いでしょう。

 

ボルデノン注射剤

ボルデノン

 

テストステロンよりもアンドロゲニック作用が低く、それに伴いエストロゲンによる女性化乳房のリスクも大幅に軽減されています。このアナボリックステロイドを使用する場合、女性化乳房対策のケア剤を使う場面はほとんど無いでしょう。もちろん使用する人の遺伝的体質によっては女性化乳房が発症する可能性はあります。しかしテストステロンほど深刻なものではありません。また、ボルデノンを注射してから2〜3日目で血中のアナボリックステロイド濃度はピークとなります。この辺はエナンセテート系(油性)のアナボリックステロイドと同等の作用ですがボルデノンの場合、安定的に長期間、効果を持続させる性質があります。1回の注射でおよそ約20日間です。

 

急激な筋肉量の増加が伴うことはありませんが,、初めての注射アナボリックステロイドであれば1サイクル約8週〜10週の間に5kg〜8kgほど筋肉を増加させることができます。もちろんテストステロンの場合、効果はボルデノンよりも上です。しかしリスクを低く抑え、尚且つ筋肉の結合組織を強く保てる特徴を有するボルデノンのほうが、初心者にとってテストステロンよりも賢明な選択かもしれません。

 

注射ボルデノンのオンサイクル例
  • 1週目/300mg
  • 2週目/300mg
  • 3週目/300mg
  • 4週目/300mg
  • 5週目/300mg
  • 6週目/300mg
  • 7週目/300mg
  • 8週目/300mg

 

ボルデノンの福利効果

他のサイトでは、ほとんど解説されていませんがインスリン成長因子の分泌促進と赤血球の増加作用をもたらします。

 

バルクアップ期とカット期でのボルデノン使用

ボルデノン自体が単体利用も有りですし、スタックベースとして利用するのも有りです。バルクアップ期にボルデノンを使用したスタックをする場合、アンドロゲニック作用の高いダイアナボルの併用や、カット期にボルデノンを使用したスタックの場合はスタノゾロールとの併用も良いでしょう。