プリモボラン
プリモボランは、経口タイプと注射タイプの二種類が存在します。その中、アナボリックステロイドユーザーの間で人気なのは注射タイプのプリモボランです。経口タイプはどうしてもアナボリックステロイドユーザー達には不人気な製品ですが、その理由も含めプリモボランの特長はもちろんのこと、経口タイプと注射タイプの違いについても説明していきます。
普通、アナボリックステロイドを使用することによる体内で自然分泌されるテストステロンが抑制される副作用は必然的に起こります。しかしプリモボランの場合、体内で自然分泌されるテストステロンが抑制されないか抑制レベルが極めて低いとされています。
よって、このアナボリックステロイドが使用されるタイミングはオンサイクルを終えた後のオフサイクル中に使用される事例が多いです。実際にオフサイクル中にプリモボランを使用しているコミュニティユーザー達の間で不評は一切ありません。
アンドロゲニック作用が低い割に、アナボリック作用が高い点においては、女性にも使用できる優れたアナボリックステロイドでもあります。他にも利点があり、デカデュラボリンが水分貯留を引き起こすのに対しプリモボランはそのような副作用は一切ありません。また、体脂肪の燃焼作用があることでも有名です。
- 減量期:水分貯留を起こさず体脂肪を燃焼させる効果
- オフサイクル:自然分泌されるテストステロンレベルの低下に、ほとんど影響しない
オフサイクル中の次回オンサイクルまでの繋ぎとして利用したり減量期の質を、より高めるためにプリモボランを使用するのが賢い使い方と言えるでしょう。
リスクが少なく、効果が十分優れており、(特に注射タイプ)
総合評価が高いアナボリックステロイドですが、プリモボランはアナボリックステロイドの中でも価格が非常に高い製品でもあります。
経口剤のプリモボランには賛否両論がある
経口タイプと注射タイプのプリモボランがある中で、多くのアナボリックステロイドユーザーが注射タイプを使用するのには効果の明確性がハッキリとしている形態が注射剤タイプのプリモボランであるからです。逆にプリモボランの経口タイプの場合、全く効果が無いとする意見が多数を占めています。もちろん意見の中には、アナボリックステロイドを使用する以前にワークアウトと栄養管理が、まともにできていない人も大いに含まれます。
しかし・・・
ボディービルダーの山本義徳は、ドーピング検査で陽性となりJBBF永久追放となりました。この時、山本義徳が使用していたアナボリックステロイドは経口剤のプリモボランです。
経口タイプのプリモボランの他にも、テストステロンブースター、元プロ野球選手のマーク・マグワイアが使用していたアンドロステンジオンの類似製品を利用するなど、複数の製品を併用利用していたようです。
他の経口アナボリックステロイドと異なり、肝臓毒性は全くないかもしくは、限りなく低いという特徴があります。しかし肝臓を通過することに他の経口アナボリックステロイドとの違いはありません。
問題なのは肝臓を通過する際の成分損失率が非常に大きいことです。肝臓の強い弱いなどの体質的な影響を大きく受けやすいのが、経口プリモボランの特徴です。特にお酒が強い人や、普段から酒を常習的に飲む人などの場合、CYP2E1という酵素が高まります。この酵素が高まると経口薬などの成分損失が高まりますので注意してください。
男性のプリモボランサイクル | 女性のプリモボランサイクル |
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1週目/一日50mg | 1週目/一日25mg |
2週目/一日75mg | 2週目/一日50mg |
3週目/一日100mg | 3週目/一日75mg |
4週目/一日100mg | 4週目/一日75mg |
5週目/一日100mg | 5週目/一日75mg |
6週目/一日100mg | 6週目/一日75mg |
7週目/一日75mg | 7週目/一日50mg |
8週目/一日50mg | 8週目/一日25mg |
男性のプリモボランサイクル | 女性のプリモボランサイクル |
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1週/300〜600mg | 1週/100〜150mg |
2週/300〜600mg | 2週/100〜150mg |
3週/300〜600mg | 3週/100〜150mg |
4週/300〜600mg | 4週/100〜150mg |
5週/300〜600mg | 5週/100〜150mg |
6週/300〜600mg | 6週/100〜150mg |
7週/300〜600mg | 7週/100〜150mg |
8週/300〜600mg | 8週/100〜150mg |
9週/300〜600mg | |
10週/300〜600mg |
プリモノロン(Primonolon)25mg
品名はプリモノロンとしていますが成分は本家同様、Methenoloneです。
注意!
お酒に強い人や常習的にお酒を飲む人の場合は、プリモボランの効力が極端に弱まりますので注意してください!